企画から現場管理、撤去まで一貫して現場に関わる

私がつむら工芸に入社を決めたのは、舞台やテレビやイベントなど、幅広いジャンルで活躍している会社だと思ったからです。企画から現場管理、撤去まで一貫して現場に関わることが出来ることから、やりがいを感じることができる仕事だと思いました。

イメージを形にしていく仕事

現在は、イベントや展示会などの業務をメインで担当しています。まず一番大切なのは、クライアントの「やりたい事は何なのか」をしっかりと聞き出すことです。最初の打合せ時に、内容がほぼ固まっている場合もありますが、企画やデザインの段階から、当社で推進していく場合もあります。打合せで希望を伺った後は、パースや図面などを作成することにより、少しずつ求められるイメージを形にしていきます。最終的には実際の現場で施工し、撤去するところまでが一つの仕事になる場合が多いです。イベントや展示会の他には、水族館のセットの企画提案や店舗内装など、携わっている物件は多種多様です。まだまだ勉強中の身ですので、先輩に様々な現場に連れて行ってもらったり、自分でも色々な展示会を見に行ったりと、自分の中にアイデアの引き出しを増やすことが出来るようにしています。

また自分で考えたアイデアを先輩に聞いてもらい助言をもらうこともあり、日々勉強中です。

事前準備は入念に

日々楽しく仕事をすることを目標にしています。また、現場が円滑に進み、トラブルが起きない様に準備することに気を遣っています。夜中の作業や土日の仕事もありますし、特に担当する物件が複数重なると仕事量が増えて、帰りが遅くなってしまうこともあります。緊張した現場の仕事では、怖さを感じることもあります。一回勝負の現場も多いのでリカバリーするタイミングもないため失敗が許されず、事前準備には神経を使います。また、一つの物件に自社だけでなく、様々な分野の会社の方と一緒に業務をすることが多くありますので、共有する資料は視覚的に分り易いものを作成するように心がけています。現場で分らない事や心配な事がある場合は、曖昧なままにせず、有識者に素直に聞いて、教えていただくようにしています。

皆で協力し合い作り上げる仕事

クライアントや協力会社も含め、皆でひとつの空間を作り、出来上がったときにやりがいを感じます。自分一人だけで孤独にする仕事というよりは、皆で協力し合い作り上げる様なイメージです。イベントのツアーで全国各地を回ることがあるのですが、他社のチームの方と一緒に仕事をするうちに仲良くなり、打ち上げで飲みに行くのも楽しみであり、皆で作り上げたという達成感があります。また、イベントゲストの有名人に会ったり、様々な施設のバックヤードに入ったり、水族館のイルカプールに入ったり・・・。仕事を通じて、なかなかできない貴重な経験をしていると感じています。
当社の仕事は大変なこともたくさんありますが、楽しいこともたくさんある仕事です。